異世界の歩き方「お前の耳はロバの耳」4

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
↓クリックのご協力をお願いします↓
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
コメント
コメント投稿

トラックバック
トラックバックURL
http://hamayaraworks.blog105.fc2.com/tb.php/107-c6de0db7
 可愛い可愛い。女の子だもんな。うん、わかってたよ。もちろん。こんな可愛い子が男のわけがないもんな。などとなだめすかしたところ、割とあっさり彼女は泣きやんだ。
「いや、悪かったよ。ヒゲニーズジョークだよ」
 ヒゲニーズってなんか単語だけだとマリオとか連想しちゃうな、と思いながら詫びる。
「い、いや私も取り乱し過ぎた。すまない」
「なんでまたそんなに?」
「幼いころから兄上と狩りなどばかりしていたもので、縫物や料理がからっきしでな。それで、少々……」
「そうか。や、いいんじゃないか。それはひめ……俺と一緒にいた四尾狐な? あいつも大して変わらないぞ」
「そうなのか……やはり、列島人は開明的なのだな」
 言葉古臭いなー。そのうちござるござる言い出さないだろうかと心配になる。おっと、剣心の悪口はそこまでにしてもらうでござる。
「で、話って……」
「お待たせしました、お客様」
 店員が、器を卓へ置く。何やら皿の上には、ドーナツのお化けのような菓子が乗っていた。なんだこれ……
「ミリル? これ、なんていうんだ?」
「これはキイクチャといってな。砂糖がいっぱいかかってて、甘いんだ」
 甘いんだ、を強調した。どうやら甘いものが好物なようである。心なしか目がキラキラしている。
「そうか、甘いのか」
「ん! 甘いぞ!」
 確定だな、これは……ん?
 なんとなく圧迫感を感じ、それとなく左右を見る。と、
「なんだ……あ、チップとかか?」
 店員が、立ちつくしていた。
「いや、この国はチップ文化は……どうした、店員さん」
「あの、その」
 何やら口ごもっている。なんだよ、男がそんなことやっても気持ち悪いだけだぞ。
「お、お客様。よろしければご一緒しても構いませんでしょうか!?」
「……だとさ。いいかミリル、話があるんじゃ」
「い、いや! そ。そんなに大事なことじゃないから、後で構わないぞっ」
「そーか」
 なんか、必死そうな気配を感じたんだがなあ、と思う。
「で、では失礼します」
 店長らしきケンタウロスが、礼をしていた。どうもわけありっぽいな。
「あの……」
「どうした?」
「ぼ、ぼくに種族間恋愛の秘訣を教えてください!」
 は??

NEXT ↓クリックのご協力をお願いします↓
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
コメント
コメント投稿

トラックバック
トラックバックURL
http://hamayaraworks.blog105.fc2.com/tb.php/107-c6de0db7
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。