異世界の歩き方「でも麒麟さんはもっと好きです」9

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 洛陽中央駅。
 北京・天津駅とは比べ物にならない規模の駅であった。
 都と呼ぶにふさわしい荘厳さで、まるで紫禁城内のような豪華なロビーは、皇家も利用することを誇示しているようにも見える。
 俺達が入ったのは、二棟並ぶ駅舎のうち「国際線」と門に大きく刻まれた方であった。
 ずらっと並んだ本革性と思しき黒のソファと、その向こうに列をなす無機質な出国審査場。ホームへの出口はその向こうに「壱」「弐」「参」……の看板とともに大扉が並んでいる。どうやら客は、出発の三〇分前から審査場を通過でき、ホームへ向かえるという仕組みのようである。
「正面突破は難しいな」
「うむ……そのようじゃな」
「はい」
 長身のマスクが頷く。道中マスクとサングラスを購入し、花梨の劇的ビフォ→アフターを行っていた。何ということでしょう! 
 そのままロビーを素通りし、二階ショッピングモールへ。ホームを見下ろす喫茶店に入る。そちらは警備は厳しくないらしく、外側にフェンスは設けられているものの、その先の分岐区間では多数の作業着が線路上を動いている。
「やるなら向こうからだな。作業着を手に入れよう」
「まあ、全く同じものでなくとも、似たようなものがあれば十分じゃろ」
「そうですね。ああいうものでしたら、多分手に入りやすいです。流石です、あなた」
「そう……そうね、はい」
 スルーである。
「妾たちの出発は明日じゃ。それまでに買わなくてはの」
「ええ。そうですね」
 方針は固まった。
 あとは準備を整えるだけである。
 
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